虹のように消えてゆくFinish
作者:miyu
ページ数:274
虹のように消えてゆく

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痛みににじんでゆく

前が見えなくなる


あの時 誰よりも私を 愛していられた?


花びらの降る坂道 笑いあう少女達

あの日あの時から時は過ぎて

影と光の交錯するところにできる 小さな闇を

すくいとるように 掌にのせて


愛するまま愛して

壊れるまま壊れて

生きるまま生きる?


問いの果てに こぼれて落ちる 絶望さえ

日差しに照らされ 虹になる


希望に突き刺される

愛しさにたわんでゆく



2008.7.1〜2008.10.27


「彼の情熱が、怖いの」

その綺麗な女の子が、
私の手をぎゅっと握ってそう言った時。

眩暈がしました。

彼はいつも私の近くにいて、
幸せだと思っていたのに。

「愛されているのは、あたし」

容赦のない言葉に、指先が震えて。

意を決して横を見ると、
彼女は可憐に微笑んでいる。

この物語には、
私の切なく息苦しい青春の記憶が
詰まっています。

「虹のように消えてゆく」は
COCORO BOOKS大賞で
「S-girl賞」をいただくことができました。
投票してくださった方々、
本当にありがとうございました。

書籍購入特典の
短編&エッセイあります。
続編も連載開始しました。

作品を読む

【目次】
プロローグ
第一章
ロックオン
はじまりはお葬式
幼なじみコメント
しのび寄る不安はそのままにコメント
第二章
記憶コメント
転校生コメント
コメント
天使のようなコメント
ぬるま湯に浸かりながらコメント

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